12歳で日本を旅立ち、息子はイギリスに留学しました。
ボーディングスクールの中でどんどん自立していく息子。
ジェントルマンとなる日を夢見て・・・母が綴る留学日記です。
息子が旅立ち、次の日に「無事ロンドンに着きました」という報告を受けるまで、落ち着かない時間を過ごしました。
息子がいなくなって1週間・・・寂しくなかったかと言えば、うそになります。
でも、1週間後くらいからは、朝ご飯も作らなくてもいい、夜も何時までも出かけられる生活に、喜びすら感じでしまうようになりました。
ただ、息子は楽しくやってるだろうか?ということだけが、常に心のどこかに引っかかっていたけれど・・・。
その頃、息子はWeald houseという語学学校での生活が始まっていました。この学校は、ロンドンの南約70キロに位置するChaileyという小さなビレッジにある小規模な語学学校で、校長とその旦那様の住むご自宅に息子はホームステイしながら語学や生活指導を受けました。
最初は電話連絡もなかなか出来ず、とにかく手紙を送りました。
そして、やっと電話で話した時、息子は、先生がとても厳しくて、辛いと・・・そして、「帰ってもいい?」と言いました。
さすがにこれには胸が痛みました。
でも、ここで諦めては何にも始まらない。心を鬼にして「もう少しがんばろう!帰るのはいつでもできるから・・・」と、とにかく明るく言うしかありませんでした。
息子が辛い思いをしてる。
この時期が、息子にとっても、私にとっても、一番辛い時期でした。
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