12歳で日本を旅立ち、息子はイギリスに留学しました。
ボーディングスクールの中でどんどん自立していく息子。
ジェントルマンとなる日を夢見て・・・母が綴る留学日記です。
イギリスの学校は9月から始まりますが、シニアスクール受験は6月頃にあります。
ジュニアスクールの校長先生から、大丈夫とのお墨付きをいただいていたので、母は気楽にその日をまっていたのですが、なかなか連絡が来ない。
そう、息子の受験発表の連絡が予定以上に遅れたのです。
留学のサポートしていただいているギャビタスから「他のお子さん方は徐々に報告が届いているのですが、まだ連絡ありませんか?」と電話が来て、なんだか心配に。
おかしなもので、色々なことを考えました。
「もし、ダメだったら、日本に帰らせようか、そのまま残そうか?」
「彼が一番辛いだろーなぁ、なんて言おう。」
などなど、いろんなことが頭を駆け巡る。
先生に太鼓判を押してもらっていたから、サブの学校の受験もしていませんでした。
「シニアスクール浪人ってあるのかしら?」
などなど、今思えば、こんなことまで考えるんだと笑えますが・・・。
こんなとき、親は何ができるのか?
一番辛いのは彼だから、一番悔しいのは彼だから。
自分ががんばらなかったんだから仕方ない、と言えれば簡単なんでしょうが、この悔しさは自分が一番知っていたから、こんな言葉は思いつきもしなかった。
結局、結論もでないまま次の日に持ち越し…。
でも、このドタバタのおかげで、合格したと聞いたときのうれしさは格別のものになりました。
自分以外のことで、こんなに喜べることってあるんだ。
ひょっとしたら、自分のときよりもうれしかったかも?
この日のことは、鮮明に私の記憶に残っています。
シニアスクールに合格したことで、私の息子の勉学への興味は強くなりました。
でも、それは、ちょっと違う方向に行き始めたのですが…。
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