12歳で日本を旅立ち、息子はイギリスに留学しました。
ボーディングスクールの中でどんどん自立していく息子。
ジェントルマンとなる日を夢見て・・・母が綴る留学日記です。
不安を抱えたまま、息子のプレップスクールの生活は始まりました。
でも彼にとって、同じような友達と始終一緒にいる生活は、すぐに楽しい生活 になったようです。
寮生活は10人くらいが同室で、隣のベッドもすぐ近く。
団体生活がダメな子にとっては過酷な環境でしょうが、息子にとっては実にHappyな環境。
すぐに友達をつくって、1週間後には「楽しい」という手紙を送ってきました。
英語を覚えるために、寮では日曜日に強制的(?)に親への手紙を書かせます。
初めての手紙は、出だしは英語であったものの、3行目からは日本語で、英語と日本語のまじった不思議な手紙でしたが、二通目からはしっかり英語で書いてくるようになりました。
ただし。母はこの文章を読むのにどれだけ苦労したか・・・。
というのも、息子のスペルは活字体と筆記体が一緒になったような文字で(先生の文字もそんな感じです)、「f」なのか、「j」なのかそれとも別の文字なのか、判別のつかない文字が多く、英語を訳す以前の問題で・・・。
また、初めの頃は字がきたなく、なんとかいてあるのかを解明するのに時間がかかったものでした。
それでも、「I’m having really good time in Packwood Hagh.」と書いてあるのを見て一安心の母。
楽しいという文字が私にとっても一番嬉しくもあり、ホッとする言葉でもありました。
でも、このころの私は真剣にイギリスの教育について知ろうとするほど興味があるわけではなく、なんとなく息子をプレップスクールに通わせているというのが現実でした。
たまにくる成績表と、ギャビダスからの連絡で把握するくらいで、あとはすべて学校にお任せ状態でした。
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