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子育て日記
yumiの「Four Children VS 母」のドタバタな毎日
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≪第18話≫ かゆいかゆい、アトピッちゃん (2006/6/8)
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早いもので5月ももう中旬になってしまいました。今年は、春があったような無かったような感じでなかなか天候が定まら無いですね。ここのところ、雨の日も多くてまるで梅雨に入ったみたいです。こう雨の日が続くと、我が家で一番困るのが
”山のような洗濯”!!うちの中に干せるだけ干してある状態で、いくら洗濯大好きな私でも嫌になってしまいます(><)
さて、季節変わりで汗でベタベタのこの時期は、アトピー体質のうちの子たちは痒くてつら〜い時期です。今日はうちの
”アトピー”との闘い?!のお話です。

”アトピー”という言葉を始めて聞いたのは長女がまだ赤ちゃんの頃でした。湿疹がなかなか治らず、病院で診察を受けたら、”アトピー性皮膚炎”だろうということでした。その頃は、聞き慣れない言葉にとまどい、また、情報も少なくてどうしたらいいのかわかりませんでした。アレルゲンは”卵”、”ハウスダスト”、”ダニ”。神経質なくらい、掃除をし、卵はもちろん、卵の入っている食品を除去し、甘いものもNGなので、なるべくチョコレートも食べさせないように口やかましく言ってました。体を洗う石鹸や、シャンプー、洗濯石鹸、台所用洗剤にに至るまで、気を使って、そういえば、有機野菜や添加物の入ってない加工食品を宅配してもらっていた事もありました。

長女が一番ひどい症状だったのが2歳の頃、割った生卵の殻を触ってしまった時で、見る見るうちに蕁麻疹が出て、慌てふためきました。口から摂取しなくても、接触でアレルギー症状が出てくる事を知らなかったんですよね。本人は全然覚えていませんが、かわいそうなことをしてしまいました。そんな長女も小学校低学年の頃には卵も食べられるようになり、高学年になると、お手伝いでハンバーグをこねる時、それまでは調理用の薄手の手袋をつけていたのが、素手でも出来るようになって、安心したのを覚えています。”よかった!これで、お母さんになっても子供にハンバーグを作ってあげられるわぁ〜”なんてことを思ったものです。

我が家でアトピーが一番ひどかったのは次男です。生まれて1ヶ月経った頃からポツポツと湿疹が出始めて、もしかしたら・・・と思ったら、3ヶ月頃の血液検査で卵、牛乳、、小麦など色々なアレルゲンでひっかかり、呆然としてしまいました。
次女と長男はそんなにひどくなかったので、油断してたんですね。妊娠中の食事を気をつけなかった自分を後悔しました。幸い、母乳だったので、その結果を聞いた日から私の除去食が始まりました。卵、牛乳、小麦を摂らないっていう生活はかなりきつかったですね。大好きなケーキやパンも×、ヨーグルトも×、お好み焼きだって×なんだから、かなりのストレス・・・でも、これが、子供の為だったら出来ちゃうんだから、母は強しです。おかげで、かなりのダイエットになりました。今、自分のダイエットの為に、同じ事をしようと決心しても、すぐに挫折してしまうのは意思が弱いから?!(><)

そんな次男の誕生日は果物を入れたリング型のゼリーを手作りし、綺麗にお皿に飾り付けて、ろうそくを立てていました。4歳の頃、ケーキがOKになり、初めてまーるいケーキを買ってきて、ろうそくを吹き消して大喜びでした。さすがに、やっとここまできたか・・・とウルウルしちゃいましたね〜(^^)

もっともっとひどい症状のアトピーのお子さんもたくさんいらっしゃって、うちの子は大きくなるにつれて随分と良くなってきているので、ありがたいと思わなければいけませんね。そういえば、次男が赤ちゃんの時、顔がじゅくじゅくの状態で、病院で診察を待っていると、”火事で火傷したの〜”と心無い事をきかれた事がありました。その時は、随分とへこんじゃいましたね。アトピーは自分のせいだと思って自分を責めてるお母さんは多いんじゃないかな・・・私もそうだったんですが、今では、かさかさはしているものの、綺麗な肌をしているので、アトピーかな?と思うお子さんを見かけると、”大丈夫ですよ〜”って声をかけてあげたくなります。

生活が豊かになって現れ始めたアトピーとは、上手に付き合っていくしかないですね。飽食のこの時代、アトピーに一番いいのは昔ながらの和食だそうです。何も無かったら、気がつかなかった食事の事、添加物の事など、随分と子供に教えられました。それに、ストレスをためない事、睡眠をしっかりとる事などは忙しい現代社会に生きる誰もが気をつけることですね。長女の時にはあまりにも神経質になりすぎて、かなりの我慢をさせましたが、実はもっとでーんと私が構えて大丈夫だよと言ってやる事が一番の薬だったのでは・・・と思います。子供に教えられて、鍛えられて強くなっていくんだなぁと改めて思った母でした。

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