４月になって新学年が始まり、もうすぐ１ヶ月が経ちますね。
子供達にとって、クラスや担任の先生が変わり、新しい友達も出来たりして、環境が変わる時期。そろそろ、張り詰めていた緊張の糸が切れて、疲れが出やすい頃でしょうか・・・。
そういう私も長女が高校生になり、学校が遠くなったので娘のお弁当を作るために５時半起きの生活になりました。小学校、中学校と歩いてすぐの距離だったので、娘の生活も大きく変わり、今は２人して朝寝坊の出来るＧＷが待ち遠しい毎日です(><)
さて、今日は、春休みに行った久しぶりの家族旅行のお話です。

春休みの最終、４月８日、９日の１泊２日で和歌山の白浜へ行ってきました。長女の高校の準備や次女のクラブの都合でこの日程になってしまいましたが、出発前に新学期の準備をやかましいくらい言っての強行となりました。大阪から和歌山の白浜までは車で３〜４時間で行けるのですが、２日間めいっぱい遊ぶため、朝５時に出発。前の日になかなか寝付けなかった長男と次男は、眠い目をこすりながらもテンションが高く、”ワクワク”しっぱなしでした。

１日目のメインイベントは白浜の”アドベンチャーワールド”。ここは、「サファリワールド」、「パンダランド」、「マリンワールド」、「ペンギン王国」、「遊園地エリア」と色々なゾーンがあり、１日中遊べちゃいます。９時半の開園と同時にルンルン気分♪で入場し、まずは乗り物のフリーパスチケットを手首に巻いてもらいました。最初に「サファリランド」を回るケニア号に乗ったんですが、すぐそこにいる”ライオン”や”トラ”、珍しい”ホワイトタイガー”にびっくり。動物達から見たら、私達の方がこのときばかりは”檻の中”状態見たいなものですね。”ライオン”は、メスが獲物を獲ってきてオスは何もしないそうです。うーん、こんな”オス”、どこかにもいるぞ〜！と、チラッと主人を見た私でした。

イルカ・クジラのライブも見ましたが、高いジャンプをする度に”オー！！”というみんなの歓声があがり、拍手喝さいでしたね。本当に頭のいい動物なんですね。イルカと一緒に泳いで心を癒す”ドルフィン・セラピー”というのがありますが、なるほど、あの愛くるしい表情で心が和むんだろうなぁ・・・。

しかし、子供のパワーは底なしで、朝早くに出発したにもかかわらず、「遊園地エリア」では、思い思いに乗りまくっていました。ベンチで、周りの目を気にしながらも思わず深ーい睡魔に襲われた主人と私とは違い、閉園時間ギリギリまで飛び回っていました。こんな時は、４人兄弟の良さを感じますね。次はこれ、次はあれと普段の喧嘩はどこへやら・・・仲良く話し合い、助け合って（？！）時間をフル活用してました。感心！！感心！！

２日目は、少し足を延ばして本州最南端の潮岬へ行きました。海を右手に眺めながらのドライブは大阪では味わえないもので、のどかでゆったりとした雰囲気に心も休まりました。途中で串本町の「橋杭岩」に立ち寄ったんですが、奇妙な形の柱状の岩が８５０ｍにも及ぶものでした。「橋杭岩」は、遠い昔のマグマが冷えて固まったものだそうですが、黒潮の侵食を受けて長い時間かかって出来た不思議なオブジェに自然の力を感じました。もっとも、長男と次男は潮がひいてところどころのくぼみに出来た水溜りにいる魚やカニが珍しいようで、マグマが冷えて固まった岩の上を（火成岩というのだそうです。遠い昔に習ったのかも〜？！）歩きながら生きた生物のお勉強になりました。

本州最南端の潮岬からの眺めは、見渡す限り”海・海・海”！！
「これが太平洋で、この海のずっとずっと先に”アメリカ”があるんだよ・・・」なんて訳のわからない説明をしてしまいました。”地球は丸い！！”を実感できますよ〜！！

次の日からの学校（しかも、長女は高校の入学式・・・）の事はさておき、とても、充実して楽しい２日間でした。これから先、子供達の予定もバラバラで家族で旅行も難しくなるんでしょうが、今回の旅行のみんなの笑顔を想い出の宝箱に
大切にしまっておこうと思った母でした。