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子育て日記
yumiの「Four Children VS 母」のドタバタな毎日
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≪第16話≫ 怖かった防災体験 (2006/4/11)
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4月に入り、いよいよ待ちに待った"桜の季節"がやってきました。
暖かい日が続いたので、桜も一気に花を咲かせて、近くの川沿いは一面ピンク一色でとても綺麗です。"桜"の花を見ると心が癒されるのは、やはり日本人のDNAでしょうかぁ〜?お花見に行かれる方もたくさんいらっしゃるでしょうね。これからは、暖かくなるし、お弁当を持ってお出かけしたくなりますね〜!!
さて、今日は、先日、"大阪市立阿倍野防災センター"に行ってきたので、そこでの怖かった防災体験のお話です。

1995年に起きた"阪神大震災"では、大阪でも明け方の5時46分に震度4の揺れを観測しました。今まで経験した事の無い大きな揺れでびっくりして飛び起きたの覚えています。(自宅は6階なので、もっと大きな地震だと思いました。)
ちょうど長男が生まれて退院してきて2日後に起きた地震で、長男の寝ているベビーベットに上から物が落ちてこないように覆いかぶさったほどだったんです。本気でマンションが倒れるんじゃないかと思い、怖かったですよ〜(><)

あれから11年が過ぎ(長男と年齢と同じなのです!)、今度はもっと大きな東南海地震がいつおきてもおかしくない状態だと言われていますね。ただ、今のところ何も起きていないし、日々の生活に追われていて、防災意識は低いのが現状ですよね。しかし、先日、"大阪市立阿倍野防災センター"へ行く機会があり、改めて防災の知識と備えの必要性をひしひしと感じてきました。

"大阪市立阿倍野防災センター"には、防災学習ゾーンと体験ゾーンとがあり、起震装置を使って震度7レベルの地震を体験する事ができます。阪神大震災や芸予地震などの初期微動から本震の時間と揺れを体験したんですが、初期微動でグラッと揺れてからのわずかな間にガスの火を消したり、出口を確保するなんてとても出来そうにありませんでした。どこかにつかまっていないと立っていられないし、誰よりも大きな声で" きゃーきゃー"言っていたのが私でした。情けない!!これから起こるだろう東南海地震の想定マグニチュードの8.4の揺れでは、揺れる事がわかっていても何かにつかまってしゃがみこむ事しか出来ませんでした。

バーチャル体験コーナーでは、大地震が起こったという想定で、火災発生の予防をし、煙の中では体を低くして出口を探し崩れた町へ脱出します。消火器で初期消火したり(薬剤ではなく水が勢い良く出てきて子供でもOK)、公衆電話や携帯電話からの119番通報をしたりしました。実際に起こると、パニックになりうまくは出来ないだろうからこういう体験はたくさんの人に体験して欲しいですね。

今回教えてもらった事は、地震を感じたらまず火を止める事。電気のブレーカーも漏電予防におとすそうです。日頃から、家具の固定はもちろん、防災グッズを揃える事、家族と避難場所を確認しておく事などできる事からやっていこうと思った一日でした。

それにしても、つくづく自然の災害に対して人間は無力だと思います。だからこそ、知恵を働かせ、"備えあれば憂いなし"を心がけましょう。そして、いつ何が起こるかわからないからこそ、毎日を大切に生きる事、楽しんで生きる事が必要ですね。子供達にも、少しづつその事を教えていかなくちゃと思う母でした。

*大阪市立阿倍野防災センター  http://www.abeno-bosai-c.city.osaka.jp

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