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子育て日記
トモママの「ワーキングマザー仰天記」
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≪第11話≫ 20代の転換期編
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私の人生初めての転換期・・・それは私が24才の時にやってきました。
就職は苦労しながらも思っていた以上の仕事のできる企業に入社でき、毎日が新鮮で充実した日々の連続でした。 仕事ってこんなに楽しいものなんだ・・・と入社1年目にしてやりがいを感じました。 ファッションの第一線で活躍している・・・そんなプライドも持てました。 でも、そんなやりがいのある仕事をきっぱり捨て、私は好きな人のもとに走ってしまいました。 今思えばなんて若かったんだろう・・・と感心してしまいますが、親の反対を押し切り、勘当覚悟の行動でした。 でも・・・その結果は私の中に他人は他人、男によって自分の人生を左右されるなんてもうまっぴら! なんて思いだけを残してしまいました。 そして実家に帰った私は自律神経失調症に悩みながら、家に閉じこもりの毎日を送るだけでした。

そんなとき、東京の友達が心配してきて何人も何人も連絡をくれました。 もう一度東京に帰ろう。 まだまだやらなきゃいけないことはいっぱいある!! そう決心して家を再び出る決心をしました。 その時母は、私が帰ってきたうれしさで、私の心の悩みはわかるはずもありませんでした。 毎日一緒にいようとも・・・。 こんな時に私を救ってくれたのは、母でなく友達なんだ・・・そう思いながら少し悲しい思いをしたのを今でもはっきり覚えています。 でも、父は私のことをちゃんと見ていました。 父には、私がまた家を出て行くだろうことをわかっていたようです。 母が家を空けて私一人になった日、会社からわざわざ電話をかけてきたんです。 そして一言「 いればいいんだ。いれば・・」 と。 その時初めて、私がどれだけ親不孝なことをしたのか、どれだけ親に甘えさせてもらっていたのかに気付いたなさけない私だったのです。 「今度はちゃんと見送られて家をでるから・・・」そう父に電話で答えて1週間後に、私はまた上京したのでした。

父と母の違い、その時それに私はどう感じたのか・・・。 思いおこせば自然とトモへの接し方が見えてくるようです。

そして、私の第2の人生を始めるきっかけとなったあの日、1枚のファックスが私の人生を大きく変えることになったのでした。

つづく・・・(次回は 「仕事復帰編」)
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