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子育て日記
yumiの「Four Children VS 母」のドタバタな毎日
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≪第10話≫ 大阪弁VS広島弁 (2005/12/4)
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今年も12月にはいり、いよいよ"師走"。一年の締めくくりと新しい年を迎える準備で慌しい月ですよね。
X'mas Songが聞こえてくると、"早く子供達のプレゼントを用意しなくちゃ"と思い、郵便局に行くと "年賀状" の用意も早くしなくちゃとあせり、TVのCMでは "今年の汚れ、今年のうちに〜♪" と責められるようなフレーズが流れてきて、気ぜわしい限りです。新年を迎えてしまえば、何も変わらない毎日が待っているんですけどねぇ。
こんな風に誰もが "イライラ" するこの季節(><)。大阪弁では特に気が短くいらいらする人の事を 『いらち』 といいます。あせってる感じが伝わるでしょう?
大阪に来て16年・・・今では少しイントネーションの違う(?!)大阪弁を話すようになりましたが、今でも大阪弁独特の表現に笑ったり、納得したりする事があるんですよ。
という訳で、今日は、我が家の "大阪弁" VS "広島弁" のお話です。

大阪に来た頃は、大阪弁の勢いがすごいと感じて、負けちゃいそうでしたね。早口だし、時々 "えっ?今のはどういう意味???" の連続で・・・。中でも、一番大きな違いはイントネーションが違うことですね。ご飯の時に使う 「箸」 と川にかかる「橋」 は、イントネーションが逆で、いつも子供達に "違うって〜" と指摘されます。こんな言葉は他にもあって、徐々に子供達に矯正されてるようです・・・。子供達は小さい頃からバリバリの大阪弁のはずですが、そこは私の影響も少しはあって、やっぱり、ちょっと妙な大阪弁のようです。

そういえば、こんな事もありました。次女が幼稚園の年長さんになる年の新入園児を迎える入園式で、"歓迎の言葉" を代表して言う事になり、その練習の時、言われたのが、子供らしく自然に大阪弁のイントネーションで話すようにという事でした。これには、困りましたねぇ。結局、もらった文章を主人にカセットに吹き込んでもらい、毎日、練習しましたね。だから、家族中が暗記してしまったほどでした。

長女は広島に帰省する機会が多かったためか、小さい頃は、新幹線で岡山を過ぎた辺りから、何故か "広島弁モード" にスイッチの切り替えをしていました。広島では、色々混じった言葉になり、また、帰りに岡山を過ぎた辺りで "大阪弁" に戻っていました。

私はといえば、帰省するとすっかり頭がこんがらがり、スイッチの切り替えは少々時間がかかるようです。初日は、頭の中で、言葉を広島弁に訳し(?!)てから、ゆっくり確かめながら話すという感じです。油断をすると、早口の大阪弁になってしまい、久しぶりに会う友人はあんぐり?の表情です(;;)。ただ、子供を叱る時はだめですね・・・。広島の街中で、大阪弁で声を荒げている自分は独身の頃からすると全く想定外です。

実は、言葉の壁は私には厚いものだったような気がします。でも、子供達に救われた部分は大きいなぁ・・・。離れてみて初めて広島弁の良さが身にしみてわかり、妙な大阪弁を話す自分も広島弁に戻る自分も好きになりました。

子供達には大阪弁のもつ暖かさとリズムの良さを、いつまでも大切にして欲しいなぁと思う母でした。

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