12歳で日本を旅立ち、息子はイギリスに留学しました。
ボーディングスクールの中でどんどん自立していく息子。
ジェントルマンとなる日を夢見て・・・母が綴る留学日記です。
Weald Houseでの生活も3ヵ月目に入り、息子の手紙もちょっと変わってきました。
「帰ってもいい?」という言葉が出なくなったのです。
ロンドンに遊びに行ったと、ロンドン2階建バスのポストカードを送って来た頃の息子は、すっかりイギリスに馴染んでいました。
まだまだ不安定な状態でいる息子でしたが、あっという間に3ヶ月が過ぎ、新しい語学学校に進むという連絡が来たのは、6月末のことでした。
7月1日からはBishopstrow CollegeというWeald Houseよりも大き目の語学学校に通う予定でした。
9月から通うジュニアスクールの寮も大勢の生徒との暮らしなので、似たような語学学校で寮の生活に慣れさせるという目的があるそうです。
通う予定でした…と書いたのは、実はこの学校は息子達が第一期生で、学校の建設が間に合わなくて1日に入寮できなかったのです。
しばらくは、学校の校長の計らいでリゾート地?と思うようなリクリエーションセンターに宿をとっていただき、息子達はそこでしばらく生活することになりました。
その連絡を受け、少々不安を覚えたものの、そのリクリエーションセンターをHPで見たときには、「かえってラッキーだった?うちの息子は…」と思った私。
広い敷地にプールや池やゴルフ場やとにかく楽しそうな施設がいっぱい!
イギリスならではのアバウトさが、いい方に転んだような、そんな感じでした。
そして息子は、7月中旬、できたばかりのBishopstrow Collegeに無事入学しました。
この日から、彼の楽しくて仕方ない語学学校生活がスタートしました。